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三浦祥敬と衣巡り

◯4/8イベントのお知らせ

「五月女 寛 作品展」とジュエリーブランド「おしゃら」のPOPUPのオープニングに合わせて、1日限りのイベントを開催します。おふたりの共通の知人「三浦祥敬」さんのイベントです。

告知文だけでは計り知れないかもしれませんが、ご本人とお話ししながら、カラアゲを受け取りながら、いろいろ巡らせてお楽しみください。


三浦祥敬と衣巡り

4月8日(土) 11:00 – 16:00 

場所:湖畔の小屋(CAFE LA RUCHE隣)

※どなたでもカラアゲを受け取ることができます(なくなり次第終了)


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衣を纏う

僕は、16年前の中学生の時に、カラアゲをつくるのにハマった。美味しいカラアゲをつくりたいという「発作」のようなものだ。それからカラアゲづくりの発作は幾度となく起こり、大学時代には実験回数はピークを迎える。その名残りを受けて、大学を卒業してからも、1年に数回「揚げ欲」に抗えず、カラアゲ会を主催して自分の欲求を紛らわしてきた。

2021年、社会のあれこれに嫌気が差す。家賃、税金、年収の多寡を気にしてしまうこと。そういうものから脱出しようとしていた。掲げた言葉は宗教の文化で用いられる「お布施」。それから、泊まる場所、食べる物や食べる機会、お金などを頂きながら、「働きとお金を交換する世界」から降りて生きている。そのタイミングで「カラアゲの発作」が再び起こり、なぜかカラアゲを揚げては配る生活が立ち上がってきた。

そうするうちに白の作務衣を頂いた。そして、次第に布きれをもらうようになり、作務衣に縫い付けるようになった。他者との出会いが私をつくっている。

私にとっては、「作務衣に布を重ねていくこと」と「鶏肉に揚げていくこと」は、どちらも衣をつけていくという点で同じような営みだ。あがってくる流れに身を委ねると、モノが生まれ、行為が生まれ、それが流れ出していく。それは無価格の流れで、数値換算ができない。

今回の由布院の場では、「あがってくるままに」過ごす。出てくるものは、「自由になっていくフリー(FREE)な感覚」のお裾分けだ。

※ 翻訳: 由布院に来ると、4月8日カラアゲをお渡しします。

三浦祥敬


三浦祥敬(みうら・しょうけい)

https://lit.link/shoukei

1991年生まれ。京都大学を卒業間際に、創作に関心を持つ。2018年作家活動を開始し、曹洞宗大本山・総持寺にてアート・パフォーマンス「言霊のレストラン」を実施。2020年経済活動を止め、詩作を始める。2021年7月より現在に至るまで、宗教文化における贈与の行為「お布施」に焦点を当て、出会う方々に布の端切れ、食べ物や食べる機会、泊まる場所、お金などを頂きながら、全国をめぐる暮らし「巡礼生活」を実施。年間の半分を出会った方々の家に泊まり、一緒にご飯を食べている。特に、過去に頂いた作務衣に布の端切れを縫い付 けながら、常用する作品として身に纏う。 2023年からは自身の残金をオンラインで開示し、定期的に手持ちのお金を0リセットしている。趣味はカラアゲをお布施すること。


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おしゃら

野山で採取した植物の樹皮を草木で染めたジュエリー「おしゃら」の展示販売会を開催します。熊本県水俣市を拠点に活動する森 紗都子さんが、原料を山で採取し樹皮を剥ぐところから始まるジュエリーづくり。和紙の工房で学んだ伝統技法を土台に、楮の光沢感と軽さ、しなやかさを活かしてつくる形はひとつとして同じものがなく、瞬間の草木の色、形をまとう悦びを届けてくれます。あの木とその花の生命を分けてもらって生まれたジュエリー、ぜひ手に取ってみてください。


おしゃら
2023年4月8日(土) – 23日(日) 10:00 – 17:00
CAFE LA RUCHE Shopスペース(2F)
※8日作家在廊
※会期中 毎週水曜定休日

森 紗都子(もり・さとこ)https://www.instagram.com/ociara_morisatoko/
熊本県水俣市を拠点に、野山で採取した植物の樹皮を草木で染めたジュエリー「おしゃら」を制作している。
1991年鎌倉生まれ。アラビアンナイトや指輪物語、竹取物語など各地に遺る「たからもの」をめぐる物語に夢中になり、また地域によって秘宝の素材が異なることに関心を持つ。大学でイスラーム貨幣・経済思想史を学ぶ。会社員を経て、2018年スペイン巡礼へ。その土地の土や石、手仕事から生まれた建造物や装身具の世界に引き込まれ、ヴィンテージジュエリーのセレクトショップに勤務後、桑沢デザイン研究所スペースデザイン科へ進学。
2020年水俣から「たからもの」の物語をつくるような想いで、植物繊維ジュエリーブランド「おしゃら」を立ち上げる。その土地らしさを大切に、水俣の和紙・染織の工房に住み込み手仕事を学ぶ。2022年独立。

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五月女 寛 作品展

五月女 寛 作品展
由布院では初となる、五月女寛さんの個展を開催いたします。
五月女さんが暮らしながら制作する自然豊かな長野県伊那谷の風景スケッチや写真とともに、陶の器・花入れ、墨象画をご覧いただけます。自然に息づくような作品の静穏とした佇まいは、見る季節により印象も変わってきます。
由布院の春を感じながらぜひご覧ください。

2023年4月8日(土) – 23日(日)
10:00 – 17:00
※8、9日作家在廊
※会期中 毎週水曜定休日

五月女 寛 / さおとめ・ひろし

陶芸家。画家。1969年、千葉・柏市生まれ。2005年、東京・雑司が谷にアトリエを開設。以後、個展を中心とした作品発表を行う。従来の枠にとらわれない自由な発想のもと、土と向き合いながら素材のもつ可能性を探究。手びねりで一つひとつ時間を掛けて仕上げる方法を用い、オブジェ、器、花入れ等を制作。2017年からは土をキャンバスにした墨象画を発表。2019年に信州・伊那谷に移住。豊かな自然に寄り添う暮らしの中で創作を続ける。


CAFE LA RUCHE gallery(2F)
https://cafelaruche.jp
879-5102 由布市湯布院町川上岳本1592-1
TEL:0977-28-8500 info@cafelaruche.jp
時間 10:00 – 16:30    ※水曜休館日、その他お知らせします

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CATTA POPUP at OITA YUFUIN 2023.3.4(SAT)-3.19(SAN)

昨年に引き続き、今週末より大分県の湯布院にてpopup storeを開催させて頂きます。春の新作アイテムを中心にシャツやミリタリー、リメイクアイテムまで幅広く展開させて頂きます。

1FはCAFEスペースで金鱗湖が一望できるテラスでゆっくりとした時間をお過ごし頂けると思います。
是非、この機会にお立ち寄り下さい。

#CATTA#cafelaruche

GALLERY

足が覚えていてくれるくつした

新潟・五泉市の「くつ下工房」さんで作るスローメイキングなモリカゲシャツさんのくつ下。履き口にゴム糸を使用せず、ダブルに折り返すことで、足にやさしくフィットします。

むくみやゴムの締め付けが気になる、という方には是非ともお試しいただきたいくつ下です。

メリアス編みのストレッチがお洗濯を繰り返すほどにいい風合いになり、足がおぼえてるかのように馴染んできます。

自分用にもプレゼントにも一度履いたらクセになること間違いなしです。

サイズ展開は、S(22cm〜24cm)、M(24cm〜26cm)でご用意しております。


モリカゲシャツ 京都店

〒602-0877 京都市上京区河原町通り丸太町上ル桝屋町 362-1
TEL 075-241-7746  FAX 075-256-4096
営業時間 11:00 ~ 19:00
※定休日:水曜日(年に数回臨時休業あり)

モリカゲシャツ 東京レセプション

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-24 ソフトタウン青山1F
TEL 03-6804-1373
営業時間 13:00~19:00
※定休日:モリカゲシャツホームページより、営業カレンダーをご覧ください