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「伝えたい由布のもの」展 ー由布のこと・由布で織る布ー

明日から「ショップスペース」で開催します。素敵な野の布がラリューシュに続々と入荷しています。これから岡田さんのディスプレイがスタート。楽しみです。


ー CAFE LA RUCHE展示のお知らせ ー

東京から大分県由布市に移住してきて3年が経とうとしています。

この3年間に暮らしや仕事を通して、”様々な由布”を体感してきました。やりたいと思っていた布制作もやっとはじめることができました。

来週、展示させていただくCAFE LA RUCHEさんは、去年亡くなった大分に住んでいた祖母と初めて由布市の湯布院に来たときに、ランチをしたお店でした。

素敵なお店だなと思い「ここで食べよう」と祖母に伝えて。

その日、湯布院に行く途中に見た由布岳や麓の景色、緑に囲まれた家々そして金鱗湖のほとりのテラス席で食べたランチ

大分への移住を考えた時に思い出され、今では色々なご縁もあって由布市で暮らしています。

大分での展示は初めてだったので、由布市へつないでくれた大切な思い出と共にあるCAFE LA RUCHEさんで展示ができればと思い、お願いしに伺うと快くお返事してくださいました。

数年前にランチをしてから、今はそのそばに住み、布の展示ができること、なんとも感慨深いです。展示が決まった時からここまで楽しみにしていました。

CAFE LA RUCHEさんは金鱗湖のほとりのとても気持ちのよい空間です。

由布に住んでいる方にも、由布に来られたことがない方にも、自然に包まれたCAFE LA RUCHEさんを体感しつつ、展示も楽しんでもらえたら、うれしいです。

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CAFE LA RUCHE

「伝えたい由布のもの」展
ー由布のこと・由布で織る布ー

岡田鹿乃子

7.13 THU ー 7.18 TUE
10:00 ー 16:30

EVENT

水縞の文房具展

2023年4月27日(木) – 5月30日(日) 10:00 – 16:30
CAFE LA RUCHE Gallery(2F)

※会期中の休業日 定休日 毎週水曜
※5/3(水・祝) 通常営業
※5/13(土)貸切のため終日全館クローズ

東京・西荻窪の文房具ブランド「水縞(みずしま)」さんのポップアップイベントを開催いたします。水玉好きのデザイナーと縞々好きの文具店店主が二人の目線を通して製作、セレクトする、すこしビターな文房具ブランドです。使い方が自在に広がる「ハンコ」やイロイロな模様が楽しい「紙のもの」をご用意しています。ぜひお気に入りを探してみてください。

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三浦祥敬と衣巡り

◯4/8イベントのお知らせ

「五月女 寛 作品展」とジュエリーブランド「おしゃら」のPOPUPのオープニングに合わせて、1日限りのイベントを開催します。おふたりの共通の知人「三浦祥敬」さんのイベントです。

告知文だけでは計り知れないかもしれませんが、ご本人とお話ししながら、カラアゲを受け取りながら、いろいろ巡らせてお楽しみください。


三浦祥敬と衣巡り

4月8日(土) 11:00 – 16:00 

場所:湖畔の小屋(CAFE LA RUCHE隣)

※どなたでもカラアゲを受け取ることができます(なくなり次第終了)


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衣を纏う

僕は、16年前の中学生の時に、カラアゲをつくるのにハマった。美味しいカラアゲをつくりたいという「発作」のようなものだ。それからカラアゲづくりの発作は幾度となく起こり、大学時代には実験回数はピークを迎える。その名残りを受けて、大学を卒業してからも、1年に数回「揚げ欲」に抗えず、カラアゲ会を主催して自分の欲求を紛らわしてきた。

2021年、社会のあれこれに嫌気が差す。家賃、税金、年収の多寡を気にしてしまうこと。そういうものから脱出しようとしていた。掲げた言葉は宗教の文化で用いられる「お布施」。それから、泊まる場所、食べる物や食べる機会、お金などを頂きながら、「働きとお金を交換する世界」から降りて生きている。そのタイミングで「カラアゲの発作」が再び起こり、なぜかカラアゲを揚げては配る生活が立ち上がってきた。

そうするうちに白の作務衣を頂いた。そして、次第に布きれをもらうようになり、作務衣に縫い付けるようになった。他者との出会いが私をつくっている。

私にとっては、「作務衣に布を重ねていくこと」と「鶏肉に揚げていくこと」は、どちらも衣をつけていくという点で同じような営みだ。あがってくる流れに身を委ねると、モノが生まれ、行為が生まれ、それが流れ出していく。それは無価格の流れで、数値換算ができない。

今回の由布院の場では、「あがってくるままに」過ごす。出てくるものは、「自由になっていくフリー(FREE)な感覚」のお裾分けだ。

※ 翻訳: 由布院に来ると、4月8日カラアゲをお渡しします。

三浦祥敬


三浦祥敬(みうら・しょうけい)

https://lit.link/shoukei

1991年生まれ。京都大学を卒業間際に、創作に関心を持つ。2018年作家活動を開始し、曹洞宗大本山・総持寺にてアート・パフォーマンス「言霊のレストラン」を実施。2020年経済活動を止め、詩作を始める。2021年7月より現在に至るまで、宗教文化における贈与の行為「お布施」に焦点を当て、出会う方々に布の端切れ、食べ物や食べる機会、泊まる場所、お金などを頂きながら、全国をめぐる暮らし「巡礼生活」を実施。年間の半分を出会った方々の家に泊まり、一緒にご飯を食べている。特に、過去に頂いた作務衣に布の端切れを縫い付 けながら、常用する作品として身に纏う。 2023年からは自身の残金をオンラインで開示し、定期的に手持ちのお金を0リセットしている。趣味はカラアゲをお布施すること。


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おしゃら

野山で採取した植物の樹皮を草木で染めたジュエリー「おしゃら」の展示販売会を開催します。熊本県水俣市を拠点に活動する森 紗都子さんが、原料を山で採取し樹皮を剥ぐところから始まるジュエリーづくり。和紙の工房で学んだ伝統技法を土台に、楮の光沢感と軽さ、しなやかさを活かしてつくる形はひとつとして同じものがなく、瞬間の草木の色、形をまとう悦びを届けてくれます。あの木とその花の生命を分けてもらって生まれたジュエリー、ぜひ手に取ってみてください。


おしゃら
2023年4月8日(土) – 23日(日) 10:00 – 17:00
CAFE LA RUCHE Shopスペース(2F)
※8日作家在廊
※会期中 毎週水曜定休日

森 紗都子(もり・さとこ)https://www.instagram.com/ociara_morisatoko/
熊本県水俣市を拠点に、野山で採取した植物の樹皮を草木で染めたジュエリー「おしゃら」を制作している。
1991年鎌倉生まれ。アラビアンナイトや指輪物語、竹取物語など各地に遺る「たからもの」をめぐる物語に夢中になり、また地域によって秘宝の素材が異なることに関心を持つ。大学でイスラーム貨幣・経済思想史を学ぶ。会社員を経て、2018年スペイン巡礼へ。その土地の土や石、手仕事から生まれた建造物や装身具の世界に引き込まれ、ヴィンテージジュエリーのセレクトショップに勤務後、桑沢デザイン研究所スペースデザイン科へ進学。
2020年水俣から「たからもの」の物語をつくるような想いで、植物繊維ジュエリーブランド「おしゃら」を立ち上げる。その土地らしさを大切に、水俣の和紙・染織の工房に住み込み手仕事を学ぶ。2022年独立。

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五月女 寛 作品展

五月女 寛 作品展
由布院では初となる、五月女寛さんの個展を開催いたします。
五月女さんが暮らしながら制作する自然豊かな長野県伊那谷の風景スケッチや写真とともに、陶の器・花入れ、墨象画をご覧いただけます。自然に息づくような作品の静穏とした佇まいは、見る季節により印象も変わってきます。
由布院の春を感じながらぜひご覧ください。

2023年4月8日(土) – 23日(日)
10:00 – 17:00
※8、9日作家在廊
※会期中 毎週水曜定休日

五月女 寛 / さおとめ・ひろし

陶芸家。画家。1969年、千葉・柏市生まれ。2005年、東京・雑司が谷にアトリエを開設。以後、個展を中心とした作品発表を行う。従来の枠にとらわれない自由な発想のもと、土と向き合いながら素材のもつ可能性を探究。手びねりで一つひとつ時間を掛けて仕上げる方法を用い、オブジェ、器、花入れ等を制作。2017年からは土をキャンバスにした墨象画を発表。2019年に信州・伊那谷に移住。豊かな自然に寄り添う暮らしの中で創作を続ける。


CAFE LA RUCHE gallery(2F)
https://cafelaruche.jp
879-5102 由布市湯布院町川上岳本1592-1
TEL:0977-28-8500 info@cafelaruche.jp
時間 10:00 – 16:30    ※水曜休館日、その他お知らせします

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