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糸杉の原っぱと プラタナスの町から ~南フランスで布探し~ ⅩⅤ

内田明子個展

糸杉の原っぱと
プラタナスの町から
~南フランスで布探し~ ⅩⅤ

2025年5月10日(土)- 6月29日(日)
カフェラリューシュ(1F物販スペース)+ショップ(2F)
10:00-16:00
毎週水曜定休 ※臨時休業はInstagramをご確認ください

ラリューシュの定番企画として楽しみにお待ちいただいている、内田明子さんの個展を今年も開催します。
眺めていると異国の地に思いを馳せてしまう布小物は、ひとつひとつ存在感があり凛とした表情が魅力です。ぜひお手に取ってご覧ください。

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この馬の布はスペイン製。お祭か競技用でしょうか。美しく飾られた8頭がパネル状に繰り返しプリントされていました。以前買付に通っていた南仏のお店から取り寄せたものです。こんな大胆で鮮やか布を、たとえ少量でもお披露目できるのは、個人輸入冥利に尽きるかもしれません。クッションやバッグにして展示させて頂きます。

長い間、自分の目で選んだフランスの布をご紹介してきました。特に現地で集めた布は土地の文化に根ざしたものも多く、今もどなたかが海の向こうに思いを馳せながら使って下さっていればいいな、と心から思います。

先日「民藝」を見る機会に恵まれました。モノに対する人々の興味が、長い時間をかけて培われた内側へ過去へと深まっていく今の流れの中で、少なからず自責の念に駆られます。バブルに始まりその後の「失われた30年」を自分の興味だけでひたすら上滑りしてきたようにも思えたのです。ただ、私の作品に見入って下さる方々の好奇心、かばんの奥から出てくる長年使い込まれた昔の作品、そこにあるモノをめぐるプラスの感情は現実で、わたしの糧でもありました。

コロナ禍を機に世界は変わり、格安航空券で海を超え大陸を超え、30ユーロ代のホテルに連泊していたことなど、もうお伽話です。それでも、わたしのささやかな外向きの抵抗が誰かの胸に届くよう願っています。

内田明子/ Akiko Uchida
https://www.instagram.com/kotori.fleuri/

パリと南仏を巡って集めた材料で、福岡市にて布小物を製作中。
Artisane japonaise qui fait des sacs à Fukuoka/JAPON en cherchant des matériaux en France(Paris, au sud) 1 fois par an.

GALLERY

小林雅子個展 眠れない夜の本棚

立体作品を数多く発表している小林雅子さんの、「本」をテーマにした立体作品の展覧会を開催いたします。美しく切り取られた本は読むことはできませんが、その本から無限に広がる世界に同じ物語はひとつもありません。眠れない夜にどんな物語を開くのか。小林さんの世界観に触れながら、由布院での時間をお楽しみください。

小林雅子個展
眠れない夜の本棚
2025年3月20日(木・祝)- 5月6日(火)
10:00-16:00
カフェラリューシュ・ギャラリー(2F)
毎週水曜定休 ※臨時休業はInstagramをご確認ください

◯3月20日(木)13:00-14:00
小林雅子×しりあがり寿 オープニングトークショー
2階ギャラリー内(無料)

同時開催:しりあがり寿「大型本出現!由布院洞窟風呂」展

<小林 雅子 / Masako Kobayashi  >
http://kobamasa.jp/
多摩美術大学彫刻科卒業、沖縄県立芸術大学大学院彫刻科修了。
金属の立体作品をはじめ油紙を使用したインスタレーション作品のほかに、近年は愛読していた本をもとにブックアート作品を制作。国内のギャラリーや芸術祭のみならずパリ、ベルリン、ロンドンなど、国外でも作品を多数発表している。2023年当ギャラリーで開催した『しりあがり寿 展「出現!由布院洞窟風呂」』のインスタレーション作品のサポートにも携わる。

#小林雅子#MasakoKobayashi#眠れない夜の本棚
#Bookart#art
#由布院#湯布院#大分#ギャラリー

EVENT

土屋マキコ|ニワトコ窯 陶芸展

もうひとつ、1月から始まる展示のお知らせです。

慌しかった2024年の年末を終えた2025年の始まりは、とにかく一回ゆるみたい。そんな気分にぴったりな土屋マキコさんのニワトコ窯の陶芸展が開催されます。見る人をゆるませて惹きつける作品の心地よさ、ぜひお手に取って感じてみてください。
先にお知らせした「ナンシー関 名作展VOL.1 プロレス観戦記」の会期中に始まります。両方楽しみたい方は、1月30日以降にお越しください〜。
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土屋マキコ|ニワトコ窯 陶芸展
2025年1月30日(木)-3月11日(火)
9:00-16:00 水曜定休

土屋マキコ|https://www.instagram.com/niwatokogama/

美術系の短大を卒業後、グラフィックデザイナー→アンティーク雑貨屋→古民家専門不動産業。と気まぐれに仕事を転々と。しかし、並行して続けた陶芸は飽きずに35年目。コロナをきっかけに2年前、鎌倉の海の見える崖の上にアトリエをつくり築窯したばかりです。

昨年、初めて訪れた由布院の心地良い街並、温泉の湯気、金鱗湖の水面など、心に残ったものを思い浮かべながらつくりました。ぜひ、ご高覧ください。

在廊予定日 2025.1/30

CAFE LA RUCHE shop space 1F
879-5102 大分県由布市湯布院町川上1592-1
tel 0977-28-8500 hp https://cafelaruche.jp
※臨時休業の際はInstagramでお知らせします

#土屋マキコ
#ニワトコ窯#鎌倉
#陶芸
#カフェラリューシュ
#由布院

EVENT

ナンシー関 名作展VOL.1 プロレス観戦記

2025年最初の展示のお知らせです㊗️

2025年1月13日(祝)まで京都の「Art Gallery 藝泉(ゲイセン)」で開催されている「ナンシー関 名作展VOL.1 プロレス観戦記」を、1月25日(土)から湯布院のLA RUCHE galleryで開催させていただくことになりました。京都からの巡業、ぜひ湯布院にも観戦しに来てください。詳細は年明けから随時お知らせいたします。

今回のDM&ポスターデザインは、「藝泉」オーナー望月秀城さんのご協力をいただき、「藝泉」からのデザインを引き継ぎ中村至男さんが作ってくださいました。いろいろなご縁に感謝しながら、自分たちもとても楽しみな展示です!

  • LA RUCHE gallery x Art Gallery GE-SEN
    ナンシー関 名作展VOL.1 プロレス観戦記
    ~ドラゴンスープレックスはアメリカではやりしかしつけやきばでしっぱい~

    2025年1月25日(土)~3月11日(火)
    9時~16時 水曜定休
    入場料:投げ銭(収益は消しゴムハンコの保存などに利用)

    RUCHE gallery 2F
    大分県由布市湯布院町川上1592-1
    ※悪天候などにより臨時休業あり。Instagramをご確認下さい。

    2002 年(享年39歳)にこの世を去った消しゴム版画家、コラムニストのナンシー関。80年代、90年代のテレビ文化を消しゴムに彫り込み、独特の文章で解説した彼女の作品たちは今もその輝きを失っていない。ナンシー関の展覧会は残された 6000 点余りの作品の中から、今回は彼女が生前愛したプロレスにスポットを当て厳選された作品の数々と直筆生原稿を展示します。手書きで残された謎のメモ「ドラゴンスープレックスはアメリカではやりしかしつけやきばでしっぱい」に隠された秘密とは。。

    ☆展示、及び企画内容(予定)

    ●プロレス関連の消しゴムハンコと直筆生原稿の展示
    ●由布院各所でのスタンプラリー
    ●生前に愛用していたテレビデオの展示と、当時のテレビ番組上映
    ●仕事場を再現したミニチュア展示
    ●シリアルナンバー入りオリジナル絵馬販売
    ●加水分解で朽ちた消しゴムハンコのカケラ(現物)のガチャでの販売
    ●オリジナルポスター販売
    ●トークショー

    <ナンシー関 プロフィール>
    1962年7月7日、青森県青森市の棟方志功記念館のそばに生まれる。
    高校卒業後上京。法政大学在学中に消しゴム版画「丁稚シリーズ+連作」がえのきどいちろう氏の目に触れ、84年消しゴム版画家としてデビューする。当時「ホットドック・プレス」編集者だったいとうせいこう氏に「ナンシー」と名付けられ、読者投稿ページでコラム連載『ナンシー関の漢字一!』をスタート。執筆でもおおいに才能を発揮する。
    彫った消しゴム版画は5,000点以上にものぼる。
    2002年6月12日逝去。享年39歳。

    <Art Gallery 藝泉 ge-sen >
    2024年春、望月秀城氏が京都の西陣上七軒にオープンしたアートギャラリー。
    築100年を超える古い町家のギャラリーは、随所にしりあがり寿氏の作品を見ることができる。
    Instagram:@geesen2024

    #ナンシー関
    #消しゴムハンコ
    #プロレス
    #藝泉
    #中村至男
    #ラリューシュギャラリー
    #由布院
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freedom dictionary -選曲とART- 218 坂本龍一” 号 続編 in LA RUCHE gallery 2024..8.31 Sat. – 9.29 Sun.

freedom dictionary -選曲とART- 218 坂本龍一” 号  続編
in LA RUCHE gallery
2024..8.31 Sat. – 9.29 Sun.

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Agave Art展(9/14.sat〜12/1 sun)の前に、大変嬉しいご報告です。

京都から由布院へ
続編 > 由布院に吹く風

先日、THE NORTH FACE STANDARD KYOTOにて、大好評のうちに終了した、初代選曲家であり、音楽演出、クラブシーン、ラジオや雑誌などのメディアなどを通し、クラブカルチャーを牽引してきた桑原茂一氏の主催する雑誌[FREEDOM DICTIONARY] のサテライトアート展「FREEDOM DICTIONARY -選曲とART-」の続編を急遽『LA RUCHE gallery』で開催する事になりました。

今回の展覧会は、坂本龍一さんの音楽をメインテーマに「選曲とART」する企画展です。

7名の著名なアーティストが描いた絵画を展示。会場内には「坂本龍一さん」の音楽が流れ、更に貴重なfree paper時代の「dictionary」のバックナンバーをプレミア販売するという、Specialな空間をご用意しております。

ART_Tシャツ(数量限定)

会場を彩る、「ART_Tシャツ」は、数量限定で販売します。このTシャツは少量づつ印刷を行い、随時京都より届く予定です。希少価値が非常に高いので、気になる方はどうぞお早めにお買い求め下さい。

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展示参加:

桑原茂一/@moichi_kuwahara
伊藤桂司/@keijiitokeijiito
ミック・イタヤ/@micitaya   
谷田一郎/@ichirotanida
植田工/ @takumi.p.ueda
上出惠悟/@kamidekeigo
ヒロ杉山/
@hiro_sugiyama_enlightenment
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ART_Tシャツのみの参加:

上野耕路/@kojiueno
河村康輔/ @kosukekawamura

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#選曲とart